JavaFXとは
JavaFXは、JavaのGUIライブラリです。JavaSE7Update2以降に標準で搭載されていましたが、JDK11からは同梱されなくなってしまいした。JDK11でJavaFXを利用するためには、OpenJFXを利用してください。
このサイトで説明する内容は、特に断りがない限りJavaFX8以降を前提としています。
JavaFXの特徴
JavaFXの大きな特徴として、FXMLと呼ばれるXMLとCSSを併用して画面をデザインすることができる点です。画面に配置するコントロールは、Javaのコードでレイアウトすることができますが、FXMLという外部フィルにまとめて定義することも可能です。
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JavaFXアプリケーションの基本構成
JavaFXのアプリケーションは全て、javafx.application.Applicationクラスを拡張したクラスとして作成して、必ずstart(Stage stage)メソッドを実装する必要があります。 javafx.application.Applicationを継承したクラスを実行すると、必ず最初にstart(Stage stage)が実行されるようになっているため、必ずしもmainメソッドから、startメソッドをコールする必要ありません。しかしながらEclipseではmainメソッドが無いと実行/デバックが出来ないようなので、下記サンプルでは、mainメソッドを記述してstart(Stage stage)メソッドを起動しています。
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import javafx.application.Application; import javafx.stage.Stage; public class JavaFX_Stage extends Application { public static void main(String... args) { Application.launch(args); } @Override public void start(Stage stage) throws Exception { stage.setWidth(300); // ウィンドウの横幅 stage.setHeight(300); // ウィンドウの高さ stage.show(); // ウィンドウの表示 } }